税関で差し止められた偽の高級ブランド品などの9割が中国からのものでした。

 今年上半期に差し止められた偽高級ブランドのバッグや時計などは東京税関で約39万5000点、横浜税関で約3万4500点でした。

 横浜税関では過去最多、東京税関で過去2番目の多さです。

 いずれも輸入元は約9割が中国です。

 輸入差し止めの多くは偽ブランド品ですが、キャラクター商品など著作権を侵害したものも増加傾向にあり、加熱式たばこのカートリッジのコピー品など、使用すると健康が脅かされるものも含まれるということです。

 インターネットショッピングで購入したものが偽物だったというケースも多く、税関は正規店で購入するなどの自己防衛をするよう呼び掛けています。