去年7月に中国の外相職を解かれた秦剛氏が、中国外務省傘下の出版社に配属されたと、アメリカのワシントン・ポストが報じました。

 元中国当局者は、降格人事だとみています。

元中国当局者 「刑務所には行かないが、彼のキャリアは終わった」

 秦氏はおととし12月に56歳の若さで外相に就任しましたが、その後、動静が途絶え、わずか半年あまりで突然解任されました。

 理由は明らかにされず、不倫疑惑などの憶測が飛び交いました。

 中国外務省は9日の記者会見で、今回の報道について「把握していない」と話しています。

(「グッド!モーニング」2024年9月10日放送分より)