宮城県大崎市では郵便局員に向けたバイクの安全運転講習会が開催され、万が一に備えた急制動などを体験しました。

 講習会は二輪車の死亡事故が宮城県で増加していることを受け古川警察署と宮城県警交通機動隊などが開催し、大崎地域の郵便局員14人が参加しました。

 郵便局員たちは実際に配達で使っているバイクに乗り、万が一に備えた急制動を体験しました。

 郵便物を積んだバイクは重さがあることから、バランス感覚が大切な一本橋走行なども行い、交通事故を未然に防ぐ運転技術を学びました。

 郵便局員「いい経験になったと思います。特に急制動とかは普段使わないので、いい訓練になったと思います」

 古川警察署鎌田貴之交通課長「今回の講習を通じて交通事故防止に努めていただくとともに、二輪車における模範的な運転をしていただき交通安全の機運を高めていただきたい」

 宮城県では9月8日までに二輪車の死亡事故が、前年同時期と比べて2倍の8件発生しているということです。