タイで拘束され、現地で禁錮刑を受けた日本人の男が10日朝帰国し、新型コロナの持続化給付金をだまし取ったとして、警察に逮捕されました。

 詐欺の疑いで逮捕された八木佑樹容疑者(36)は2020年5月、個人事業主であると嘘をつき、新型コロナの経済対策だった国の持続化給付金100万円をだまし取った疑いが持たれています。

 八木容疑者は去年9月、タイ・バンコクで拘束されていた入管施設から警察車両を奪って逃走。

 その後、現地で逮捕され、逃走罪などで禁錮11カ月の判決を言い渡されました。

 八木容疑者は先月出所しましたが、国内で逮捕状が出ており強制送還されました。

 八木容疑者の口座には、持続化給付金とみられる複数の振り込みがあったということです。