秋篠宮妃紀子さまが11日に58歳の誕生日を迎えられ、文書で、成年皇族となった長男の悠仁さまの進路などについてつづられました。

 宮内庁は紀子さまが7月に岐阜県を訪問した際に贈られた和紙でできたブーケを秋篠宮さまと一緒にご覧になる映像などを公開しました。

 誕生日に際し、紀子さまは文書で悠仁さまの進路について「好きなこと、学びたいことに取り組み、自分の興味を大事に持ち続けてほしいと願っています。学ぶ場所は長男自身がしっかり考え、決めたことを尊重したいと思っております」とつづられました。

 また、悠仁さまが今月6日に成年皇族となったことについて「公的な仕事においても勉学に励む場や、それ以外の取り組みでも、それぞれに大切な学びがあり、役割があるように思います。成年の皇族としての務めを一つひとつ大事にして、経験を重ねてほしいと願っています」と言及されました。

 一方、秋篠宮家に対する批判とも取れる声がネット上などで出ていることについて「心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがあります」と記されました。

 そのうえで「公的な仕事や様々な活動でお会いする方々の言葉や自分の思いを伝えるときの言葉の一つひとつを大切にしながら、誠実に務めて参りたいと思っております」とつづられました。

 また、佳子さまについては「心を尽くして公的な仕事に携わりながら日々過ごしています。彼女らしい生き方、幸せを心から願っています」と記されました。