東北電力は女川原発2号機について、10月29日にも原子炉を起動させる想定だと明らかにしました。
東北電力によりますと7日、原子力規制庁の担当者と起動前の最終確認である使用前検査の面談を行い、10月29日に制御棒を引き抜いて原子炉を起動させる想定だと説明したということです。
東北電力の樋口康二郎社長は5日、村井宮城県知事らが女川原発2号機を視察した際、原子炉起動の時期を「10月下旬以降」と説明していました。
女川原発2号機は東日本大震災で事故を起こした東京電力福島第一原発と同じ沸騰水型と呼ばれるタイプで、このタイプが再稼働すれば、全国で初めてとなります。