宮城県教育委員会などは、宮城県の小学校で働いていた女性講師が教員免許の有効期限が切れたまま勤務していたと発表しました。任用する側の教育事務所が、期限を伝えていなかったことが原因です。
この女性講師は、名取市や岩沼市など13市町村を含む仙台教育事務所管内の小学校で4月から講師として勤務していました。
しかし、講師として勤務できる教員臨時免許状の期限は7月18日で、その後10月9日までの間免許が失効したまま勤務していたということです。
原因は、仙台教育事務所が有効期限を学校に伝えていなかったためで、女性講師も期限に気付かなかったということです。
女性講師は失職となり、10月10日からは別の教員が授業を担当しているということです。
この小学校では、19日に保護者説明会を開催し状況を説明することにしています。