宮城県石巻市のサン・ファン館でリニューアルオープンを前に内覧会が開催されました。

 石巻市渡波の宮城県慶長使節船ミュージアム、サン・ファン館は2022年11月から施設の改修のため休館していて、26日にリニューアルオープンします。

 老朽化などを理由に解体された慶長遣欧使節船サン・ファン・バウティスタ号の木造復元船は、繊維強化プラスチック製となり全長14.2メートル高さ12.3メートルと解体前の4分の1スケールで生まれ変わりました。

 展示室にはプロジェクションマッピングが設けられ、使節団がローマ教皇と謁見する様子などを色鮮やかな演出で学ぶことができます。

 サン・ファン館平川新館長「サンファン館の展示等を通して、歴史の教育にも大いに活用していきたいと」

 リニューアルオープン後は、震災前よりも1万人多い年間7万人の来場を目指すということです。