仙台市は14日から、家庭で不要になった衣装ケースなどプラスチック製品の無料回収を始めました。回収したプラスチック製品は、資源としてリサイクルに活用されます。
新田智紀記者「回収が始まってから約30分が経ちました。各家庭から持ち込まれた衣装ケースが、私の身長よりも高くまで積み上げられています」
仙台市が14日から始めた大きなプラスチック回収キャンペーンは、市民のごみの分別意識の向上やリサイクルの推進を図るため、前年に引き続き実施されています。
回収場所は若林区の今泉リサイクルプラザで、衣装ケースやバケツなどおおむね30センチを超える、素材が100%プラスチックの製品が対象です。
回収されたプラスチックは、物流用のパレットにリサイクルされるほか民間団体や大学の研究などに活用されることになっています。
仙台市民「(リサイクルは)大事なことだと思います。もったいないのでいいことだと思います」
仙台市資源循環企画課向井晃之課長「日常生活の中でプラスチックは資源になるんだということを意識していただいて、ごみの排出や資源の分別を徹底いただければ」
仙台市では、午前中は大変混み合うため午後の持ち込みをお願いしたいと呼び掛けています。
プラスチック製品の回収は17日までで、回収料金は無料です。