東北電力は13日に再稼働した女川原発2号機について、15日に発電を再開すると明らかにしました。
女川原発2号機は、10月29日に東日本大震災後に停止して以来約13年半ぶりに再稼働しました。
しかし11月3日、原子炉の点検作業中に計測機器が動かなくなるトラブルが発生し、翌14日に原子炉を停止させていました。
東北電力はトラブルの原因が判明したなどとして13日に原子炉を再び起動させ、その後に核分裂反応が継続する臨界に達しました。
更に原子炉内の水の温度や圧力を上昇させる操作も順調に進み、15日に発電を再開するめどが立ったということです。
東北電力の担当者は「安全確保を最優先に、1つ1つのプロセスにしっかりと対応する」などとコメントしています。