北京に隣接する河北省にある野菜市場で火事がありました。これまでに8人が死亡、15人がけがをしています。

 建物の内部が真っ赤な炎に包まれ、屋根からは黒煙が立ち上っています。

 地元当局の発表によりますと、河北省張家口市で4日朝、野菜市場が燃える火事がありました。

 SNSに投稿された映像では、煙が付近に充満し、避難する人たちの様子も確認できます。

 火は昼すぎに消し止められましたが、これまでに8人が死亡し、15人が病院に搬送されたということです。

 火事の原因はまだ分かっておらず、地元当局が詳しく調べを進めています。

 中国では去年、防火対策されていない建物での火災が相次いだことから、当局が安全面での対策の見直しを指導していました。