官公庁や多くの企業では、6日が仕事始めです。仙台市役所や宮城県庁では、郡市長や村井知事が幹部職員を前に年頭の訓示を行いました。

 仙台市の訓示式には幹部職員約150人が出席しました。
 郡市長は、11月に課税開始予定の宿泊税を活用した観光施策の推進に取り組みたいなどと、新年の決意を述べました。

 郡市長「世界から選ばれる街、観光都市実現に向けて旅行者や市民、事業者の方々もわくわくするようなまちづくりを共に進めてまいりましょう」
 更に、東北大学の国際卓越研究大学認定などにより外国人住民の増加も見込まれることから、多様性を意識したまちづくりを進めてほしいと呼び掛けました。

 宮城県庁では村井知事が約200人の幹部職員らに年頭の訓示を行い、県政運営の方針や県職員の心構えなどを示しました。
 村井知事「前向きな行動力と明るさ、知恵、根性、風通し、のMACK2を大切にしながら頑張ってまいりましょう」

 台湾企業の進出が白紙となった半導体関連産業の誘致に引き続き取り組む姿勢を明らかにしたほか、導入をめぐり意見の割れた宿泊税についても、より多くの人たちの意見を聞きながら使い道を決めていくと説明しました。
 村井知事「私は常にその他大勢の県民の皆さんの事を考えながら対立、批判を恐れずに色々な事を前に進めてきた。その姿勢で取り組んでまいりたい。皆さんには体調管理に十分留意し、新たな事にも失敗を恐れずどんどんチャレンジして実りのある1年にしてほしいと思います」