天候に恵まれ、宮城県は穏やかな正月となりました。三が日の様子をまとめました。
元日の仙台市若林区荒浜には、水平線から昇る初日の出を見ようと1000人以上が集まりました。
午前7時過ぎに雲の上に太陽が姿を現すと、集まった人たちは写真を撮るなどして新たな年の始まりを喜んでいました。
「すごいきれいだった。新年度は受験生なので、自分の進路に向けて頑張りたいです」「すごくきれいで波も穏やかだったので、良い1年になりそうだなって思っています」
干支のヘビをご神体にしている岩沼市の金蛇水神社は、多くの参拝客でにぎわいました。静かに手を合わせたり、金運上昇に御利益があるというヘビの形をした石を手や財布でなでたりしていました。
「巳年生まれなのであやかりたいなと思って。皆が元気に過ごせるようにとお金に困らないようにお願いしました」「お金持ちになりますようにってお願いしました」
2日は、恒例の仙台初売りです。青葉区のお茶の井ヶ田には、開店前から事前の抽選で選ばれた100人が並び、和菓子のお振る舞いや獅子舞の演舞で新年を祝いました。
午前7時に開店すると、買い物客にはお菓子や家電製品などが入った仙台初売り名物の茶箱が手渡されました。
「うれしいです。仙台の初売りが好きなので、最高の形で参加できたので良い年になるかなと思います」
仙台市の八木山動物公園では、干支にちなみ、アオダイショウの変種で国の天然記念物に指定されている岩国のシロヘビの展示が始まりました。
山口県岩国市周辺の限られた地域にしか生息せず、古くから開運や金運のご利益があると大切にされてきました。
「恰好良かった」「何か新鮮な感じがします」
岩国のシロヘビは、八木山動物公園のふれあい館で、2025年いっぱい展示されます。