前シーズン限りで現役を引退した元ベガルタ仙台の遠藤康さんが小学生の大会を開催しました。参加した子どもたちは、ベガルタ仙台の郷家選手ら現役Jリーガーに挑みました。

 大会は、遠藤康さんをはじめとする東北人魂を持つJ選手の会が、震災が発生した2011年から続けています。

 今回は宮城県のスポーツ少年団に所属する10歳以下の小学生約200人が参加しました。

 試合は、審判無しでファウルなど自分たちで判断するというルールで選手たちは伸び伸びとプレーしました。

 「皆のパスが良かった。人を抜いたりできた」「好きな選手は、遠藤康選手です」

 子どもたちのもう1つの楽しみは、プロ選手との試合です」

 この日は、べガルタ仙台から宮城県多賀城市出身の郷家選手と、仙台市出身で今シーズン浦和から新しく加入した武田選手らが参加しました。

 子どもたちはチーム全員で一丸となって、Jリーガーに挑みます。

 このイベントには初参加という郷家選手は再三、スピード感あふれるプレーでゴールを決めて子どもたちを驚かせました。

 ベガルタ仙台郷家友太選手「こういうチームあったなぁ、強くなったなと思いながら見させてもらった。対戦させてもらって肌で感じることができた」

 ベガルタ仙台武田英寿選手「すごく楽しかった。地元の選手として帰って来て、地元の子どもたちとサッカーできたのは良い時間でした」

 遠藤康さん「子どもたちの笑顔を見られパワーをもらった。現役時代はサッカーしかしてこなかったので、たくさん勉強していっぱい怒られて成長したい」