イラン軍が高度な防御システムとステルス機能を備えたドローン1000機を導入し、公開しました。中東情勢が混迷を極めるなか、敵対するイスラエルなどを牽制(けんせい)する狙いがあるとみられます。
イランのタスニム通信は13日、1000機のドローンが新たに軍に導入されたと伝えました。
高度な防御システムとレーダーに探知されにくいステルス機能を備えているほか、2000キロを超える飛行が可能だとしています。
偵察や国境の監視を強化するとともに、遠距離の攻撃にも使用を想定しているということです。
このほか、イラン軍は核開発の中枢を担う施設などを防衛する演習を実施したとも明らかにしています。
イランに対して強硬姿勢を取るとみられるアメリカのトランプ次期大統領や敵対するイスラエルを牽制する狙いがあるとみられています。