13日午後9時19分ごろ、宮崎県沖の日向灘を震源とするマグニチュード6.9と推定される地震がありました。震源の深さは30キロで、気象庁は、高知県と宮崎県に津波注意報を出しました。最大で1メートルの津波が予想されています。

午後9時48分に宮崎港で20センチ、午後10時4分に日南市油津で20センチ、午後10時17分に室戸市室戸岬で10センチ、午後10時21分に高知県土佐清水で10センチ、宮崎県日向市細島で微弱の津波が観測されています。

この地震では、宮崎市などで震度5弱を観測しました。

気象庁は、午後10時半から南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会を開始しました。この後、1時間半ほどで『巨大地震警戒』『巨大地震注意』『調査終了』のいずれかが出されます。

また、地震の影響で、九州新幹線では全線で遅れが出ています。JR九州によりますと、博多発の『つばめ341号』で一時的に停電が発生しました。