埼玉県加須市で仏壇を製作する工場が全焼し、2人が病院に搬送されました。今も消火活動が続いています。
19日午前10時45分ごろ、加須市道地で「近くの建物が燃えている。煙と炎が見える」と119番通報がありました。
警察と消防によりますと、ポンプ車など15台が出動し、現在も消火活動が続いていますが、仏壇を作っている鉄筋2階建ての工場が全焼しました。
当時工場内には、代表の80歳の男性と70代の妻の2人がいて、煙を吸い込んで病院に搬送されましたが、いずれも意識があるということです。
男性は警察に対し、「作業場から火が出た」といった話をしていて、警察と消防は引き続き消火にあたるとともに、出火原因を詳しく調べています。