3月に行われる宮城県の公立高校入学試験の出願希望調査が発表されました。全日制の平均倍率は0・99倍と、過去2番目に低い水準となりました。
全日制は68校130学科の募集定員1万3440人に対し、志願者数は1万3326人です 。
平均倍率は、前年より0.01ポイント低い0・99倍となりました。少子化もあり、過去2番目に低い倍率です。
倍率ごとにみると、最も人気を集めたのは宮城工業のインテリア科で2.20倍、次いで宮城野の美術科が1.88倍、仙台一高の普通科が1.76倍、仙台三高の普通科が1.73倍、泉の普通科が1.65倍となっています。
このほかには仙台向山の普通科が1.64倍、宮城一高の普通科が1.60倍、宮城工業の情報技術科が1.58倍、仙台南の普通科が1.56倍、仙台二高の普通科が1.32倍です。
県教育委員会では、引き続き仙台市の普通科の人気が根強いほか工業系の倍率が1倍を超えるなど、デザイン関係に注目が集まっているとみています。
試験は3月4日からで、合格発表は3月13日です。
インフルエンザなどに感染して受験できなかった場合、3月7日か19日に追試験が計画されています。