19日から予定されていたガザ地区での停戦は、開始予定の時間以降もイスラエル軍による攻撃が続き、死者も出ています。ハマスが解放する人質のリストを提出しないためと主張しています。
停戦は現地時間19日の午前8時半(日本時間19日午後3時半)から発効される予定でしたが、イスラエル軍のハガリ報道官は、ハマス側が解放する人質のリストを提出しないとして、「義務を果たさない限り停戦を発効しない」と述べました。
そのうえで、「軍は作戦を継続する」との考えを明らかにしました。
中東メディアなどは、停戦発効の予定時間以降もガザ北部などでイスラエル軍の攻撃が続き、これまでに10人が死亡し、25人以上がけがをしたと報じています。
ハマスは、リストの提出が遅れているのは「技術的な問題」と主張しています。