厚生労働省などはスマートフォンでマイナ保険証を確認するアプリの不具合で、同意のない患者の調剤情報が誤って医療機関に提供されていたと明らかにしました。
同意なく医療機関に提供された恐れがあるのは、全国37人分の過去の調剤薬品などの情報です。
22日の厚労省などの発表によりますと、医療機関が訪問診療の際などに使用するスマートフォンでマイナ保険証を確認するアプリで、「不同意」を選択した人の情報が提供されていたということです。
アプリのプログラムコードの誤りが原因としています。
厚労省などは今後37人に対しおわびや経緯説明を行い、再発防止策を講じるとしています。