マイナ保険証の導入により廃止された、いわゆる「紙の保険証」について、立憲民主党が復活を求める法案を提出したことに批判が集まっています。重徳政調会長は「高齢者に寄り添った制度設計が必要だ」と反論しました。
立憲民主党 重徳政調会長 「紙の保険証を推進するべきだって言っているわけでも何でもないんですよね。今、最後の1人までついてこられない状況になっている以上は、選択肢は残して、少しでも高齢者の皆様方に寄り添ったマイナ保険証制度に近づいていく」
立憲民主党は28日、新規の発行が停止された紙の健康保険証を復活させるための法案を国会に提出しました。
これに対し、日本維新の会の吉村代表らがSNSで「医療は逆にデジタル化を進めるべき」などと批判していました。
重徳政調会長は「スマホでネット記事を見て、こんなこと言うのはけしからんと批判する『スマホ政治』は生産的ではない」と指摘したうえで、「一致できるよう努力するのが政治の営みだ。異論のある党派の皆さんには直接、話に行きたい」と強調しました。