アメリカの首都ワシントン近郊の上空で旅客機と軍用ヘリが衝突し、一部が近くの川に墜落しました。アメリカメディアによりますと、これまでに18人の遺体が水中から引き揚げられました。
FAA(アメリカ連邦航空局)によりますと、29日、ワシントン近郊の上空でアメリカン航空の小型民間旅客機と軍用ヘリが衝突し、レーガン空港付近のポトマック川に墜落しました。
アメリカメディアによりますと、これまでに水中から少なくとも18人の遺体が引き揚げられました。
現時点で生存者は見つかっていないと報じています。
旅客機には乗客60人と乗員4人が軍用ヘリ「ブラックホーク」には陸軍兵士3人が搭乗していて、ヘリは訓練飛行中だったということです。
アメリカン航空のCEO(最高経営責任者)はビデオメッセージを発表し、「当局の調査に全面的に協力しており、できる限り情報を提供し続ける」「今は関係するすべての乗客と乗員、その家族へのケアに注力している」と述べました。
在米日本大使館は「これまでに日本人の被害は確認されていないが、引き続き情報収集を続ける」としています。
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