アメリカの首都ワシントン近郊の上空で民間旅客機と軍用ヘリが衝突した事故を巡って現地当局が会見を開き、旅客機とヘリの両方が川に墜落したとの見方を示しました。
FAA(アメリカ連邦航空局)によりますと、29日、ワシントン近郊の上空でアメリカン航空の小型民間旅客機と軍用ヘリが衝突し、レーガン空港付近のポトマック川に墜落しました。
30日未明に行われた会見で、ワシントンのバウザー市長らは空中で衝突した旅客機と軍用ヘリについて、両方が川に墜落したとの見方を示しました。
乗っていた人たちの被害の状況については「確認中」と繰り返しました。
事故発生から約4時間半が経った現場では300人ほどの救助隊が活動していますが、明かりが少ないなかで風が強く、水も濁っているため、捜索が難航しているということです。
この事故の影響で、レーガン空港は少なくとも30日午前11時まで閉鎖されるとしています。