先週の日経平均株価は、中国企業が開発した生成AI「ディープシーク」の登場でアメリカの半導体大手「エヌビディア」株が急落するなど“ディープシークショック”に見舞われました。
ただ、週の後半にかけて徐々に持ち直し、3万9500円台で取引を終えました。
マネックス証券 チーフストラテジスト 広木隆氏 「AI産業全体の発展の可能性が高まったと。より大きく発展していくとポジティブな面も見た」
このあと始まる週明けの取引。懸念されるのは、トランプ大統領が、カナダなどに新たに関税を課す大統領令に署名した影響です。
広木氏 「最初に正式なリアクションを示すのが日本市場ですから。取引時間中に投資家がどんなリアクションを示すか、注目されるでしょう。(きょうの)週明けの東京市場も先週末の終値に比べて、200円から300円安とそのような反落が予想される」
(「グッド!モーニング」2025年2月3日放送分より)