フジテレビの一連の問題を受け、株主であるアメリカのファンドが、日枝取締役相談役について辞任を求める書簡を送ったことが分かりました。

　アメリカの投資ファンド、ダルトン・インベストメンツはフジテレビに書簡を送り、その中で、「なぜたった一人の独裁者がこの巨大な放送グループを40年近くも支配することが許されてきたのでしょうか。信じがたいことです」と日枝氏について厳しい言葉で追及し、辞任を求めています。

フジテレビ　清水賢治社長 「（Q.ダルトンからの日枝氏辞任要求について）報道がなされていることは承知しています。人事面の刷新も含めた色んな提言をされることかと思います」

　また、フジテレビの幹部は、CM差し止めについては下げ止まりつつあるとしながらも、お台場冒険王といった夏の大型イベントは開催が厳しい恐れもあるとの認識を示しました。