自民党の森山幹事長は公明党の西田幹事長らと会談し、3月に開催される核兵器禁止条約の締約国会議への自民党議員の派遣について、見送る考えを伝えました。

自民 森山幹事長 「(自民)党としては、今まで通りの考え方を貫かせていただきたいと思っています」 「(Q.自民党からは公明党のようには派遣は考えていない?)考えておりません」

 自民党としては、日本政府が核保有国も参加するNPT=核拡散防止条約の枠組みで核軍縮を進めていることなどを理由に見送る考えです。

 一方、高額な医療費の限度額を定める「高額療養費制度」の上限引き上げを巡り、患者や家族から不安の声が出ていることを受け、長期の治療が必要な人については負担軽減などの対応を検討することで合意しました。

 このほか当選無効となった国会議員の歳費の返納義務化について、野党にも協力を呼び掛け、早期の法改正を目指すことでも一致しました。