アメリカで卵の値上がりが続くなか、卵1個に50セントの追加料金がかかる「エッグ・サーチャージ」が大手レストランチェーンで導入されました。

 アメリカメディアによりますと、レストランチェーン「ワッフル・ハウス」は料理に卵が1個使われると50セント、日本円で約76円を追加で請求するエッグ・サーチャージを3日から導入しました。

 この措置は一時的なもので、市場の動向によっては撤廃することもあり得るということです。

 鳥インフルエンザの影響で卵不足が続くアメリカでは、卵の価格が高騰しています。

 アメリカ農務省は去年12月時点での卵の小売価格が前の年に比べると36.8%値上がりしたと発表しています。

 去年12月以降で殺処分されたニワトリは1300万羽以上に上るということです。