大雪の影響で山口県の国道2号ではトラックなど数十台が立往生しました。8日午前7時すぎに動き出し、解消に向かっているということです。

 国土交通省山口河川国道事務所によりますと、午前0時半ごろ山陽小野田市の国道2号で、およそ5キロにわたりトラックなど少なくとも数十台が立ち往生しました。

 最初に動けなくなったのは凍結した上り坂にいた大型トラックで、ノーマルタイヤを装着していたということです。

 融雪剤などを使って大型トラックを動かし、止まっていた車も午前7時過ぎから徐々に動き出したということです。

 一方、7日午後10時半ごろ岩国市の国道で路面凍結による交通事故の処理にあたっていた警察官が大型トラックにはねられ死亡しました。

 警察によりますと死亡したのは山口直人巡査長(29)で、救急搬送されましたが全身を強く打ちおよそ2時間後に死亡が確認されました。

 トラックはスリップして道路上にいた山口巡査長に衝突したということです。