楽天イーグルスの沖縄キャンプ、契約更改で二刀流を宣言していた辰己ブルペンに入り、最速は152キロをマークしました。
午後1時すぎ、三木谷オーナーや石井GMが見守る中、辰己「投手」が背番号11岸のユニフォームを身にまとい、ブルペンに姿を現しました。
三木谷オーナーの計らいで、ファンも間近で見ることになったピッチャー辰己がキャッチャーを座らせて投じた1球目は147キロ。この後もファンの前で力のあるボールを投げ続けた辰己は5球目で152キロを投じ、大台に到達し喜びをあらわにします。
辰己はプルペンで計7球を投げ、躍動感あるピッチングを見せました。
伊志嶺ブルペン捕手「ピッチャーでもなかなかブルペンで150キロ以上はいない。速かったです」
この後は守備練習でも正確なストライク送球を披露した辰己、少し右手を気にする場面もありましたが注目を一身に集めました。
辰己涼介選手「せっかく色々な方が見てくださってたので、剛速球を披露したいなと思って、ほぼほぼノーアップだったんですけど、もうちょっと出たかなと思いますけど、楽しかったです」
石井GMは「まずは走り込みから始めないといけない」と二刀流での即起用には否定的でしたが「ピッチャーは大変だという思いをもってもらえて良かった」と辰己のブルペンを振り返りました。