遠洋マグロ漁について興味を持ってもらおうと、宮城県気仙沼市で高校生を対象に漁船の見学会が開催されました。
見学会には、気仙沼向洋高校情報海洋科のおよそ40人の生徒が参加しました。情報海洋科では2年次に実習船に乗って漁を経験しますが、実際の漁船に触れる機会は無いことから2019年から定期的にマグロ漁船の見学会が行われています。
生徒らは乗組員からはえ縄漁についての説明を受けたほか、操舵室や魚を入れる倉庫などを見学し船内生活のイメージを膨らませていました。
若手船員3人がトークショーを行い、仕事の大変さややりがいを伝えました。
船員「航海から帰った後に絶対、1つ大きな買い物するんです。お高い財布を買ったり車買ったり」
生徒「漁船じゃなくて商船希望でしたが、話を聞いて意外と漁船が働きがいがあって楽しいと知りました」
見学会は、今後も2年に1回のペースで開催される予定です。