福島市で雪崩が発生し、温泉宿の宿泊客ら約160人が一時孤立したことについて、林官房長官は「急病人などは発生していない」と述べました。

林官房長官 「県道が通行止めになったために宿泊施設2軒、従業員と宿泊客合わせて約160人が孤立している状況になっております。これらの宿泊施設においてライフライン等の異常はなく連絡は取れておりまして、急病人等は発生していないと報告を受けております」

 林長官は会見で、雪崩による人的被害の報告はないと述べました。

 孤立状態は10日午前10時半ごろに解消されています。

 また、大雪のピークは越したものの「広い範囲で雪崩注意報が発表されている」と述べ、特に積雪の多い地方に注意を呼び掛けました。