生命保険大手の日本生命と明治安田生命は、生成AIのスタートアップ企業「Sakana(サカナ) AI」に出資したと発表しました。
日本生命と明治安田生命は今後、Sakana AIが持つ最新技術を活用し、業務の効率化や社会課題解決に向けた新たなサービスの開発などを進めたい考えです。
2社はいずれも具体的な出資額については非公表としています。
明治安田生命は先月、コンサルティング大手「アクセンチュア」との提携も発表していて、生成AI技術などへの戦略的投資を加速させています。
Sakana AIは新たな手法で生成AIの基盤モデルを開発するスタートアップ企業で、評価額がすでに10億ドルを超えています。
アメリカの半導体大手「エヌビディア」から資金を調達しているほか、去年9月にはメガバンクグループや第一生命など日本企業10社とも合計約100億円の出資契約を結んでいます。