村井宮城県知事が、旧優生保護法の下で不妊手術などを強制された被害者らと面会し謝罪しました。
村井知事「900名の(被害者の)方々に塗炭の苦しみを与えてしまいました。この場をお借りいたしまして、宮城県を代表して心よりおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
村井知事は、国に旧優生保護法の被害を訴えた原告らに対し、県の責任を認め謝罪しました。
被害者の1人、飯塚淳子さん(仮名)は手術を積極的に推進した県が、責任を持って被害者の救済に尽力してほしいと訴えました。
弁護団らは、宮城県に声を上げられていない被害者も含めた全員の補償を行うよう求めています。