ローマ教皇庁の公式メディアは14日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(88)が気管支炎の治療のため入院したと発表しました。
ローマ教皇庁の公式メディアは14日、気管支炎の検査と治療のため、ローマ・カトリック教会のフランスシスコ教皇が14日にローマ市内の病院に入院したと発表しました。
ローマ・カトリック教会 フランシスコ教皇 「司祭に読み続けてもらいます。私は気管支炎のため、まだ(読むことが)できないからです。次回は読めることを願っています」
フランシスコ教皇は先週から気管支炎を患っていて、12日に市民の前で演説をした際は一部を司祭が代読していました。
14日の午前中にスロバキアの首相と会談し、その後、病院に向かいました。
アルゼンチンで生まれたフランシスコ教皇は、初の南米出身・イエズス会出身のローマ教皇です。
2013年に就任して以降、政治的な発信を積極的に行っていて、11日には、アメリカ大統領が進める不法移民の強制送還について「違法な滞在状態にあるという理由だけで、犯罪行為と同一視する考えには同意できない」などと批判しています。