北海道・オホーツク海の風物詩「流氷」が網走市で今シーズン初めて観測されました。

 網走地方気象台は、15日午前10時20分にこの冬初めて陸地から流氷を確認できたため「流氷初日」と発表しました。

 平年より24日、去年より27日遅く、1946年の統計開始以来、最も遅い記録となりました。

 15日は北海道付近は冬型の気圧配置で北寄りの風が強まり、この北風にのって流氷が南下したとみられます。

 この先1週間は北または西の風が吹く日が多く、オホーツク海南部の海氷は次第に接岸する範囲が広がる見込みです。