ミャンマーの国境地帯にある詐欺拠点を捜索している国境警備隊は、およそ2000人の外国人を保護したと明らかにしました。しかし日本人は含まれていないということです。

 ミャンマー側の国境警備隊は、22日から「KKパーク」と呼ばれる詐欺拠点に一斉捜索に入っています。

 23日までの2日間で、監禁され詐欺を強要されていたとみられる外国人およそ2000人を保護したということです。

国境警備隊の幹部 「日本人は含まれていない。(拠点内は)コンピューターしかない。様々なコンピューターが整然と並べられていた」

 国境警備隊は24日中にKKパークの捜索を終わらせるとしていますが、「おそらくまだ700人から1000人くらいの外国人がいる」と話していて、監禁されているとみられる日本人の行方にも関心が集まっています。