デザインを学んだ大学生たちの卒業制作展が、せんだいメディアテークで開催されています。

 気分に応じて形が変えられる服やアニメーション映像など、東北工業大学の産業デザイン学科で学んだ4年間の集大成が展示されています。

 喜籐恋さんの作品「座あみのスツールのDIYキット」は、自分で作ることで大切に長く使ってほしいという思いが込められています。

 喜藤恋さん「木材家具を気軽に家で組み立てることの難しさと木の魅力、作る事の楽しさを広めたいという思いで今回制作に至りました」

 柴田沙和さんの作品「税金をテーマにしたインフォグラフィックス」は、ジドウシャゼイリアンやニュウトウゼイリアン、ソウゾクゼイリアンなど複雑な仕組みの税金をエイリアンをモチーフにしたキャラクターにすることで、気軽に楽しく学んでもらおうという作品です。

 柴田沙和さん「本当に税金って難しいなとひしひしと感じて、分かりやすく楽しく表現して自分と同じ世代の人たちにも税金を楽しく学んでもらえたらなという思いで制作しました。

 梅田弘樹教授「社会の問題に対してこういう仕組みがあったら世の中良くなるよもデザインの一部と考えていて、本当に幅広い分野に広がっていることを知っていただきたい」

 東北工業大学産業デザイン学科の卒業制作展は、せんだいメディアテークの6階ギャラリーで26日まで開催されています。