岩手県の山火事について、石破総理大臣は「前例のない規模なので、ある程度燃え広がるのはやむを得ない」としたうえで、人家に影響が出ないように消防や自衛隊で対応していく考えを示しました。

石破総理大臣 「とにかく前例のない規模で起こっておることでございます。そうしますと、消防と自衛隊のあらゆる能力を投入して、これはもうある程度燃え広がるのはやむをえないところがございますが、人家に対する影響というものはないよう万全を期して参ります」

 また、石破総理は「酷寒の季節」だとして、避難所のプライバシーや衛生面、食事などまた、高齢者や病弱な人への配慮について「これ以上ないという態勢を実現すべく鋭意努力している」と強調しました。

 そのうえで、石破総理は衆議院の予算委員会で質問した立憲民主党の後藤議員に対して「お気付きの点は何でもご指摘を賜りたい」と述べました。