会社勤めの社会人や学生らを対象とした働きたい街についてのアンケートで「丸の内・大手町・有楽町」が1位になりました。

 アンケートは社会人2211人と就職活動中の大学生ら214人を対象に三菱UFJ信託銀行が行いました。

 社会人と学生いずれも、働きたい街の上位3位は「丸の内・大手町・有楽町」「新宿」「横浜」でした。

 複数の路線を利用できるターミナル駅としての交通利便性や街の雰囲気などが支持を集めました。

 一方、社会人で10位の「新橋・虎ノ門」、11位の「銀座」は学生ではランク外となり、反対に学生で同率10位にランクインした「飯田橋・九段」「六本木・麻布」、13位の「青山」は社会人ではランク外でした。

 こうした働きたい人気の街がある一方で、実際に出社して働く日数の現実と理想には大きな差が出ました。

 実際に「週5日以上」出社している人は58.7%に上りましたが、「週5日以上」の出社を理想とする人は22.9%にとどまっています。

 コロナ禍のリモートワークを経てオフィスへ回帰する動きが広がっていますが、女性や若手などを中心に出社意欲は低調な結果となりました。