40年の歴史に幕が。パルコが閉館。最後の夜に多くの人が集まりました。

■パルコ閉館“40年”歴史に幕

 最後はシャッターではなく、メッセージの書かれた幕が下ろされました。

 その瞬間を見守った、たくさんの人。

 オープンは1984年。

松本市 臥雲義尚市長 「松本のかっこよさのシンボル」

利用客(10代) 「放課後、友達と遊びに来たり、プリクラ撮ったり」

利用客(20代) 「可愛いものは売っていた」

利用客(60代) 「1987年に、ここで結婚指輪と婚約指輪を。苦しんで買いました、月給の3倍とか頭にあって当時は大変でした」

 しかし、時代でしょうか。全国的に大型商業施設の閉店が続いています。

利用客(70代) 「松本市にはパルコがある、長野市にはないと…自慢のあれだったが」

利用客(80代) 「寂しい!寂しいよーずっと来てたから、だから来たのよ、きょう。おばあさんでも…」

 閉店セレモニーに集まった人、全員で記念撮影です。

店長 「パルコという会社は既成の価値観に捉われず、カウンターカルチャーやオルタナティブなものの魅力を発信。40年間、本当にありがとうございました」

 扉を閉めにきた警備員も…。

警備員 「40年間、大変ありがとうございました」

 そして、街を照らしていたロゴも消えました。