ユネスコの無形文化遺産に提案する日本の候補として「書道」が選ばれました。

 国の文化審議会は4日、2026年のユネスコ無形文化遺産の登録を目指す日本の候補として書道を提案すると決めました。

 書道は筆やすずりを使って手書きする文字表現で、2021年に国の「登録無形文化財」となりました。

 去年もユネスコに提案されていましたが、日本からの無形文化遺産の審査は2年に1件とされていて、審査が見送られていました。

 日本政府は今年3月末までにユネスコに提案書を提出し、2026年11月ごろの政府間委員会で審査される見通しです。

 日本では「歌舞伎」や「和食」などが登録されていて、去年には伝統的なこうじ菌を使った酒造り技術である「伝統的酒造り」が新たに登録されました。

 また、観光業界では「温泉文化」の登録を目指した取り組みが進められています。