宮城県石巻市の小学校で、郷土芸能の須江獅子舞を6年生から5年生に引き継ぐ伝承式が行われました。

 須江獅子舞は、1928年に須江小学校を建てた岩手県の気仙大工から地元住民らが教わったのが始まりとされています。

 6年生が最後の獅子舞の演奏を披露した後、獅子舞の道具や笛などを5年生に引き継ぎました。

 「ありがとうございます、これからもたくさん練習して素晴らしい獅子舞になるように頑張ります」

 引き継ぎの後は、5年生が6年生の前で練習してきた獅子舞を披露しました。

 加藤遥斗さん(6年)「須江にある伝統をちゃんと引き継いでいこうという気持ちでやってきました」

 橋本亜季さん(5年)「みんなでたくさん練習して、しっかり引き継いでいきたいと思います自分たちも次の代へしっかり引き継いでいきます」

 引き継いだ5年生は、6年生になってからの5月の運動会での披露に向けて練習を重ねるということです。