住宅ローンの固定金利や定期預金の利息の元となる10年物の長期国債の金利が、6日に1.515%まで上昇しました。

 2009年6月以来、15年9カ月ぶりの高い水準です。

 日銀がさらに利上げを続けるという見方や、ドイツで国防費を増やすため財政規律を緩和する方針が示されるなど、ヨーロッパで長期金利が上昇した影響を受けました。

 6日の外国為替市場で、円相場は一時1ドル=147円台後半まで上昇しました。およそ5カ月ぶりの円高水準です。

(「グッド!モーニング」2025年3月7日放送分より)