東北医科薬科大学の卒業式が行われ、卒業生たちが新たな門出を迎えました。
医学部と薬学部の355人が卒業を迎え、式では、学部の代表らに大野勲学長から学位記が授与されました。
医学部卒業生代表山口琢矢さん「一生涯研さんを積み、患者さんの気持ちに寄り添った医療を提供することを誓います。東北ひいては日本の医療の発展に貢献するために全力を尽くします」
卒業生は学生時代の大半をコロナ禍で過ごし、遠隔授業などの生活を余儀なくされました。
大野学長は卒業生を労うとともに、病める人々に寄り添い共感できる心を持って活躍してほしいと激励しました。
卒業生「試験勉強とか国家試験の勉強もそうですけど、一緒に頑張れた仲間がいたからこそ6年間頑張れたかなと」「地元が関西ですけど最初2年は残る予定です。患者さんが私に診てもらって良かったなと思ってもらえるように、体も心もケアできるようにしっかり頑張っていきたい」
医学部の卒業生のうち35人が、宮城県の臨床研修病院に勤務するということです。