仙台市の国道4号箱堤交差点を立体化した道路の開通から1カ月です。渋滞の解消に早速効果を発揮していますが、道路の変化に慣れないドライバーも多くいるようです。
小笠原侑希記者「午前7時半の箱堤交差点です。以前であれば多くの車で激しい渋滞が発生していた時間帯ですが、現在は車がスムーズに流れています」
宮城県でも有数の渋滞の名所だった仙台市の国道4号箱堤交差点は、立体交差する道路の開通から1カ月となりますが7日朝も目立った渋滞は発生していませんでした。
小笠原侑希記者「高架部分も特に渋滞は発生していません。車がすいすいと流れています」
日々交差点を通る人たちも開通後の変化」を感じています。
「前はそれなりに混んでいたけど、南北が車少なくなった下がね」「今までまっすぐ通っていたでしょ苦竹方面に。ほとんど車が少なくなったね。心配ないからね、車来ると怖いからね、何あるか分からないから」
立体交差したのは、卸町から苦竹にわたる国道4号の1.4キロの区間です。立体化で渋滞の解消や事故の減少につなげる狙いです。
開通から1カ月で早速、渋滞の解消に大きな効果をもたらしていますが課題も残されています。
小笠原侑希記者「本線側から側道に車が急に入ってきました」
立体化により走行する車線が一部変更されたため、急な車線変更を行うなど道路の変化にまだ慣れていないドライバーの姿が見られました。
道路を整備した東北地方整備局は「道路標識や路面標示をよく確認して、安全に通行してほしい」と呼び掛けています。