震災で多くの児童らが犠牲になった石巻市の大川小学校では、3月11日の追悼行事の準備が進められています。

 津波で児童と教職員あわせて84人が犠牲となった大川小学校。

 遺族らが3年前から、3月11日に鎮魂と防災への願いを込め、当時の在校生と同じ数の108本の竹の灯籠を灯しています。

 8日は、遺族や住民など10人あまりが、灯籠を設置していきました。

【大川竹あかり 佐藤和隆代表理事】

「(この竹あかりが)次の災害に備える、14年前こういうことがあったよねっていうことを忘れないきっかけになってくれれば」

 大川竹あかりは、3月11日の午後5時半に点灯式が行われます。