高齢者や傷害者への理解を深めてもらおうと、小学生を対象にしたバリアフリー教室が宮城県塩釜市で開催されました。

 東北運輸局が実際の旅客船で開催したバリアフリー教室には、塩釜市立第二小学校の4年生が参加しました。

 児童らは2人1組になり、1人が車いすに乗りもう1人が介助役となって船に乗り込みました。

 介助する側の子どもは、段差を越える際に相手に分かるよう声掛けしました。

 重りやゴーグルを身に着けて杖など使って階段を上り下りし、高齢者の状況を疑似体験しました。

 子どもたちは、普段できない体験を通してバリアフリーへの理解を深めていました。

 児童「耳も聞こえなかったし目もあまり見えなくて、転びそうになって怖かった」「困っている人がいたら優しく声を掛けてあげたいです」