「赤い水が出る」などと住民が困惑。一体、何が起きたのか。その原因は。

 全国で相次ぐ水道管の破損による断水。北海道でも…。

 下川町では「赤い水が出る」「水圧が弱い」などの苦情が相次ぎ、町の9割以上にあたる約1500世帯で断水。

下川町の住民 「(Q.にごった水が出るのはいつから?)けさから。きのうはまだ良かった。お風呂は(水のにごりが)ひどい」

美容室の店員 「水は本当に必要なものだと思った。使えなくなって初めてこれも大変、あれも大変。トイレの水は雪を溶かして。雪はたくさんあるので使っている」

 小学校は臨時休校になり、公民館や図書館などの閉館となるなど影響が広がりました。

下川町の住民 「手を洗ったりとかしただけで、ペットボトル1本使ってしまう」 「何日続くか分らないから大変なんですよ」 「出ない。朝6時から出ると待ってたけど」

 断水から約35時間。水道管の漏水箇所が特定され、12日午前10時ごろ、一部の地域を除いて配水が再開されました。

下川町の住民 「とりあえず先が見えたので安心した。良かった」 「風呂が空になってるし、使えない。きょうも濡れタオルで拭いて出てきた」