大阪・関西万博の開幕まで13日で1カ月です。準備が佳境を迎えるなか、海外パビリオンの建設が間に合わない懸念が強まっています。
万博は大阪市の夢洲で来月13日から半年間、開催される予定です。
2820万人の来場を見込んでいて、約160の国と地域や政府や企業、自治体などが参加し、会場には合わせて84のパビリオンが並びます。
開幕への準備が進められる一方で、参加国が独自に建設するパビリオンのうち建設の完了証明を取得しているのは8カ国にとどまっています。
予定より建設が遅れていて、開幕に間に合わない国が出る懸念が強まっています。
前売り券の販売実績は約800万枚と目標の6割ほどだということです。