イギリスのスターマー首相は、アメリカが主導するウクライナでの一時停戦案について「プーチン大統領は遅延戦術をやめなければならない」と非難しました。
イギリスは15日、ヨーロッパやカナダ、ウクライナなどおよそ25カ国の首脳らが参加するオンライン会合を開催し、ウクライナでの停戦案や今後の支援などについて話し合う予定です。
スターマー首相は「プーチン大統領がトランプ大統領の停戦案をもてあそぶことは許せない。ボールはロシアにあり、遅延戦術をやめなければならない」と述べ、ロシアが停戦案に真剣ではないと非難しています。
イギリスは会合で、ロシアを和平交渉に参加させるために、経済的圧力をさらに強めることを提案するということです。
また、ロシアの攻撃から守るために、ウクライナに対する軍事支援の強化を呼び掛けるとしています。